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【2025年】ベトナム旅行でクレジットカードは使える?決済方法やおすすめカードも紹介!

ベトナムへの旅行を計画中の方は、現地での支払い方法について悩んでいることでしょう。ベトナムは現金中心の社会なのか、それともカード決済が普及しているのか。この記事では、ベトナムでの最適な決済方法について詳しく解説します。

ベトナムの現地事情を踏まえ、旅行者にとって最も便利で経済的な支払い方法をご紹介します。また、手数料を抑えて賢く決済する方法についても詳しく説明します。

ベトナムの決済事情と現金文化の現状

ベトナムは伝統的に現金での取引が主流の国でした。しかし、近年のデジタル化の波により、キャッシュレス決済の普及が急速に進んでいます。

現地の人々の多くは依然として現金を好む傾向にありますが、カード決済への対応も着実に広がっています。過去数年間で現金での支払いが30%減少し、カードやモバイル決済の利用が大幅に増加しています。

ベトナムで利用可能なクレジットカードブランド

ベトナムで利用できるクレジットカードブランドは、VISAやMastercard、JCBなどです。

ベトナムは基本的にVISAカードの普及率が高く、次に利用しやすいのがMastercardとなっています。限定的ではありますが、店舗やサービスによってはJCBやアメックスが利用できる場合もあります。

ベトナムでクレジットカードが利用できる場所

ベトナムでは観光客向けのホテルや店舗、レストラン、観光施設などでクレジットカードが利用できます。また、クレジットカードに加えてデビットカードも使用可能です。

ただし、クレジットカードについては、決済に対応していない店舗も少なからず存在するため、注意が必要です。

現金とカード決済の使い分け方法

ベトナムでの支払い場面別に、現金とカードのどちらが適しているかをまとめました。

ベトナムで現金が必要な場面

  • タクシー:タクシー予約アプリを利用した場合はカード決済可能。通常の路上でのタクシーは現金のみ
  • コンビニエンスストア:ほとんどの店舗でカード決済に対応、現金も使用可能
  • 寺院:一部でカード決済可能だが、現金での支払いが好まれる傾向
  • 公共交通機関:交通手段により異なるが、現金での支払いが確実
  • レストランとカフェ:多くの店舗でカード決済可能、現金も受け付け
  • スパとマッサージ店:カードと現金の両方に対応

ベトナムがキャッシュレス社会に向けて進歩を続けているとはいえ、まだ道のりは長いのが現実です。現金は依然として、ホテルからタクシー、屋台から寺院の入場料まで、あらゆる場面で使用されています。特に観光客があまり訪れない町や村では、現金のみの取引が一般的です。

現金は小額の買い物やチップに適しています。現金でチップを渡すことで、サービスを提供してくれた特定の人に確実に渡すことができます。小額紙幣を手元に用意しておけば、このような場面に対応できます。なお、ベトナムで流通している最小額の紙幣は100ベトナムドン札です。

ベトナム旅行におすすめのクレジットカード

ベトナムへの旅行や留学、ビジネス駐在ではどのようなクレジットカードがおすすめなのでしょうか。ベトナムでおすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。

カード名 年会費 国際ブランド 海外旅行傷害保険(利用付帯) 海外アシスト(24h日本語対応) 還元率 その他海外特典
楽天カード
楽天カード
永年無料 Visa / Mastercard / JCB / Amex あり(旅行代金をカード決済で付帯) あり(海外アシスタンスサービス) 約1%(100円=1pt) Wi-Fi、手荷物宅配、レンタカー優待など
エポスカード
エポスカード
永年無料 Visa あり(旅行代金をカード決済で付帯) あり(海外サポートデスク、日本語対応) 約0.5〜1%(公式非明示) コスパ良好、都市ごとの日本語サポート
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
初年度無料、次年度以降33,000円(税込) American Express あり(海外最高1億円、国内5,000万円) あり(メディカルヘルプライン・ホットライン) 基本0.5%、海外利用1.0% プライオリティパス無料、JALマイル最大1.125%、空港ラウンジ、コンシェルジュ、保険手厚い
Wiseデビットカード
Wise
無料(発行時手数料のみ1,200円前後) Mastercard なし なし 記載なし(為替優位性重視) 為替手数料業界最安水準、海外ATM引き出し無料(月2回まで3万円上限)
Revolutカード
Revolut
Standard:無料
Premium:¥980/月 or ¥9,800/年
Metal:¥1,980/月
Visa / Mastercard(国・プランで異なる) Premium以上で旅行保険付帯(条件あり) なし 還元率なし(プランによりポイント制度あり) 多通貨口座、スマート為替レート、ATM引き出し上限(プラン依存)、Metalは特典豊富

楽天カード

項目内容
年会費永年無料
国際ブランドVisa / Mastercard / JCB / Amex 任意選択可能
海外旅行傷害保険(利用付帯)あり(旅行代金をカードで支払いの場合)
海外アシスト(24時間日本語対応)あり(海外アシスタンスサービス)
還元率通常100円につき1ポイント(1%)程度
その他海外特典Wi-Fi・手荷物宅配・レンタカー等の優待特典

エポスカード

項目内容
年会費永年無料
国際ブランドVisa
海外旅行傷害保険(利用付帯)あり(旅行代金をカードで支払った場合)
海外アシスト(24時間日本語対応)あり(各都市に海外サポートデスク、日本語対応)
還元率一般的に1%前後(公式明示なし)
その他海外特典特になし(ただし、コストパフォーマンス良好と評価)

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス

項目内容
年会費永年無料
国際ブランドVisa
海外旅行傷害保険(利用付帯)あり(旅行代金をカードで支払った場合)
海外アシスト(24時間日本語対応)あり(各都市に海外サポートデスク、日本語対応)
還元率一般的に1%前後(公式明示なし)
その他海外特典特になし(ただし、コストパフォーマンス良好と評価)

Wise(デビットカード)

項目内容
年会費無料(発行時のみ数百〜千円程度)
国際ブランドMastercard
海外旅行傷害保険(利用付帯)なし(デビットカードのため保険なし)
海外アシスト(24時間日本語対応)なし
還元率記載なし(通貨・手数料面での優位性が特徴)
その他海外特典為替手数料が非常に低い、
海外ATM引き出し無料(月2回まで、上限あり)

Revolut(レボリュート)

項目内容
年会費Standard:無料
Premium:¥980/月 または ¥9,800/年
Metal:¥1,980/月
国際ブランドVisa または Mastercard(国・プランにより異なる)
海外旅行傷害保険(利用付帯)有料プラン(Metalなど)で提供あり。ただし、規定あり(金額・条件要確認)
海外アシスト(24時間日本語対応)なし(特記事項なし)
還元率特になしが基本。
ただし「RevPoints」プログラムにより、プランによって支出に応じてポイント還元あり
その他海外特典スマート為替レート、多通貨口座、
ATM無料引き出し上限(プランごと)

ベトナムでクレジットカードを使用する際の注意点

ベトナムでクレジットカードを使用する際の課題がいくつかあります。ベトナム旅行や留学、ビジネスでの滞在時にクレジットカード決済をメインで使用する際は、こうした課題をどのように解決するかが問題となります。

クレジットカードが利用できない店舗や場所の存在

ベトナムではクレジットカードなどのキャッシュレス決済の普及率が徐々に上昇しているとはいえ、すべての店舗やサービスがクレジットカード決済に対応しているわけではありません。クレジットカード決済ができない店舗や、決済を断られる場面は依然として多いと言えるでしょう。

ベトナムでは小規模な個人商店や露店などではクレジットカードがほぼ利用できません。タクシーでもクレジットカード決済できない場合が多いので注意が必要です。

ベトナムの店舗やタクシーなどでクレジットカードが利用できないという課題の解決策としては、以下のような方法が考えられます。

  • クレジットカード以外のキャッシュレス決済の方法を準備しておく
  • 現地で使用されている決済アプリなどを有効活用する
  • ベトナム旅行や留学の際は現金も持参する

なお、タクシーの支払いでは、高額紙幣を渡すと「お釣りがないから」と断られてしまうことがあります。タクシーや露店での支払いのために小額紙幣・硬貨なども準備しておきましょう。

クレジットカードの不正利用などのリスク

ベトナムでは観光客を狙ったクレジットカードの不正利用や盗難、スキミングなどが発生しています。

こうしたクレジットカードの犯罪・被害はニュースとして取り上げられることがあるほか、在ベトナム日本国大使館から情報が出ることもあります。

ベトナムでクレジットカードの不正利用やスキミング、盗難などの犯罪に巻き込まれないためにも、以下のような対策が重要です。

  • クレジットカードや貴重品は常に身につけ、管理に十分注意する
  • クレジットカードや個人情報については、みだりに周囲に話さない
  • クレジットカードの盗難や紛失、不正利用などがあれば、クレジットカード会社に連絡する
  • ベトナムに行く際はクレジットカード会社の連絡先(海外用)を控えておく
  • 現地で困ったことがあれば大使館などに相談する

ベトナムへの旅行や留学の際は現地の防犯情報などをチェックしておくこともポイントです。現地に詳しい旅行会社や知人などがいれば、犯罪対策・日本人が注意すべきこと・治安などについて、あらかじめ情報収集しておきましょう。

クレジットカードのブランドに注意

ベトナムでおすすめのクレジットカードを選ぶ際は、クレジットカードのブランドに注意が必要です。

ベトナムはVISAやMastercardの普及率が高い国となっています。ただし、JCBやAmerican Expressは決済に利用できない場合も少なくありません。JCBやアメックスのクレジットカードを選びたい場合は、VISAやMastercardなどとの併用がおすすめです。

ベトナムでGrabなどのアプリを利用したい場合は、そのアプリに登録できるクレジットカードなのか事前に確認しておくことも注意点になります。日本の一部のクレジットカードは登録できませんので、注意が必要です。

クレジットカードやデビットカードを選ぶ理由

ベトナムの観光地では、カード決済が歓迎され、広く受け入れられていることがすぐに分かるでしょう。屋台や小規模な店舗を除けば、ほぼすべての場所でキャッシュレス決済が可能です。カードを使用することで、外貨を大量に持ち歩く不便さから解放されます。

ベトナムでの滞在期間が短い場合、カードは時間の節約にもなります。ATMや両替所を探し回る必要がなく、帰国時に使い切れない現金が残る心配もありません。

非接触決済の普及状況

大都市を旅行していると、多くのベトナムの店舗が非接触決済に対応していることに気づくでしょう。健康面での配慮もあり、この決済方法の人気が高まっています。

実際の為替レートで賢くお得な決済を実現:Wiseデビットカード

項目内容
年会費無料(発行時のみ数百〜千円程度)
国際ブランドMastercard
海外旅行傷害保険(利用付帯)なし(デビットカードのため保険なし)
海外アシスト(24時間日本語対応)なし
還元率記載なし(通貨・手数料面での優位性が特徴)
その他海外特典為替手数料が非常に低い、
海外ATM引き出し無料(月2回まで、上限あり)

ベトナムでの買い物や支払いでは「クレジットカードが便利」と思っていませんか。実は、多くのクレジットカードには2%から3%以上の海外手数料があり、知らず知らずのうちに余分なコストを支払っています。そこで注目したいのが、海外利用に特化したWiseデビットカードです。

Wiseデビットカードを使用すれば、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)と0.75%(日本円からベトナムドンの場合)の両替手数料で、透明性が高くコストを抑えた外貨決済が可能です。これにより、ベトナムでも日本国内でも賢くお金を使うことができます。

ただし、Wiseカードには保険などの特典は付帯しないため、クレジットカードとWiseデビットカードの両方を使い分けるのも良いでしょう。

Wiseデビットカードを使用した場合の具体例

5,000万ベトナムドン(約31万円相当)の買い物をした場合のコストを比較します。

1. Wiseデビットカードの場合

手数料:0.75%
計算:50,000,000 VND × 0.75% = 375,000 VND(両替手数料)
トータルコスト:50,000,000 VND + 375,000 VND = 50,375,000 VND

2. 一般的なクレジットカードの場合

手数料:3%
計算:50,000,000 VND × 3% = 1,500,000 VND(海外事務手数料)
トータルコスト:50,000,000 VND + 1,500,000 VND = 51,500,000 VND

比較結果

  • Wiseデビットカード:50,375,000 VND
  • 一般的なクレジットカード:51,500,000 VND
  • 節約額:1,125,000 VND(約5,625円相当)

Wiseデビットカードを使用することで、お得にベトナムでの支払いが可能です。

Wiseデビットカードの魅力

1. 実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用

Wiseデビットカードはクレジットカードのように不利な為替レートではなく、Googleなどで調べられるリアルなレートでの決済になります。隠れたコストも一切ありません。

2. 低額な両替手数料

Wiseデビットカードの両替手数料は0.75%(日本円からベトナムドンの場合)などと非常に低額です。事前に両替することも可能で、シミュレーションを使って手数料がいくらになるかが明確にわかります。

3. 多通貨管理が簡単

Wiseアカウントでは、40以上の通貨を同時に管理できます。旅行先の通貨にあわせてリアルタイムで両替が可能です。

4. デビットカードの安心感

Wiseデビットカードは口座残高内での利用なので、クレジットカードのようにベトナムで使いすぎるリスクがありません。

5. シンプルな料金体系

Wiseデビットカードは年会費無料で維持費もかからず、ベトナムと日本の両方で余計な支出を気にせず使えます。

6. その他の特徴

  • アプリでカード凍結や管理が簡単
  • 18歳から申し込み可能
  • 初回発行手数料1,200円のみ

使い方

  • アカウント作成:Wise公式サイトまたはアプリで無料登録
  • 本人確認:必要書類をアップロードして確認手続き完了
  • カード発行:発行手数料1,200円でデビットカードを発行

Wiseデビットカードは、国境を越えたライフスタイルやお金の管理をよりスムーズにするツールとして、多くの人に選ばれています。透明な料金体系と多通貨対応の柔軟性で、コストを削減しながら安心して使えるのが魅力です。

よくある質問

ベトナムでの現金とカードの使い分けについて、よくある質問をまとめました。

ベトナムで2週間滞在する場合、現金はどの程度必要ですか?

必要な現金の額は個人の支出習慣に大きく左右されますが、ベトナムは比較的物価が安い国です。現金が不足した場合は、いつでも追加で引き出すことができます。

日本のデビットカードはベトナムで使えますか?

はい、日本で発行されたデビットカードは、ベトナムで幅広く利用できます。ATMでの現金引き出しや日常の買い物での決済が可能です。レストラン、ホテル、スパなどでも問題なく使用できます。

ただし、小規模な町や村を訪問する予定がある場合は、現金も併せて準備しておくことが賢明です。

日本発行のクレジットカードはベトナムで使えますか?

日本で発行されたクレジットカードも、ベトナムの多くの店舗で利用可能です。

ベトナムのATM利用にはどの程度の手数料がかかりますか?

ベトナムなどの海外でクレジットカードを使用すると3%前後の両替や事務の手数料が発生します。そのため、ベトナムなどの海外でクレジットカード決済を多用すると、隠れたコストとも言える手数料の負担が増加してしまいます。ベトナムなどでの決済で増加するコストをどのように削減するかが課題です。

ベトナムのATMでは引き出し手数料が発生し、約30,000ベトナムドンから設定されています。手数料の表示がない場合もあるため注意が必要です。

ベトナムで最も経済的な両替方法は何ですか?

Wiseカードをお持ちの場合、実勢為替レートで自動的に通貨換算が行われ、少額の両替手数料のみで済みます。

まとめ

ベトナムではクレジットカードが利用できます。特に使いやすいのは国際ブランドであるVISAやMastercardなどです。アメックスやJCBは利用できない店舗も多いので注意してください。露店やタクシー、小規模な個人商店での支払い用に少額の現地通貨も準備しておきましょう。

ベトナムではクレジットカードなどのキャッシュレス決済が少しずつ使いやすくなっているものの、未対応の店舗も少なくありません。また、ベトナムなど海外でクレジットカード決済を多用し過ぎると、両替や事務の手数料負担が増加してしまいます。

ベトナムでの手数料負担を削減するためにも、Wiseデビットカードを併用してはいかがでしょう。Wiseデビットカードは手数料が安くなっており、ベトナムなど海外での決済時に発生するコストを削減できるというメリットがあります。Wiseデビットカードをコスト削減にぜひ役立ててください。

ベトナムは現在、現金中心の社会からキャッシュレス社会への移行期にあります。旅行者にとっては、この変化を理解し、適切な決済手段を選択することが、快適で経済的な旅行を実現するカギとなります。事前の準備と現地での柔軟な対応により、ベトナムでの滞在をより充実したものにできるでしょう。

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